映画「未来シャッター」
趣旨書
1 概要
~マージナル連鎖が未来を創る~
映画配給会社をドロップアウトした未希、職業を転々とする篤志、外国人留学生アントニオ。
自分らしく生きようとするほど、今の社会に生きにくさを感じ、適合できない青年たち。
夫々の立場で、自分の居場所を求めて、自から未来を創りだそうと動き出した時、地域金融機関に勤める久美、地域を繋ぎ活性化しようとする柴崎と出会い再チャレンジの冒険が始まる。
未希がシャッターを切る地元東京蒲田の姿、導かれるように訪れる藤沢のまちや下町墨田の風景、商店街、ものづくり、町工場、農業。そこで地域に根付いて活躍する人たちとの輪が拡がる。
地域を越えて新たな気づきと不思議な縁が生まれ、多様な思いが重なり合っていくマージナル連鎖。やがて、よそ者×若者の奮闘が地域全体を巻き込み次代のシャッターを上げる!
2 製作意図
ワップフィルムは映画を手法とした地域活性化を目的として活動しています。
第一作映画「商店街な人」では、ストーリーそのものと映画の製作過程、2つの視点で地域活性化を描きました。
ストーリーにおいては地域課題、社会課題を解決するヒントを描き出し、製作過程では「産官学市民一体参加型」を貫き、行政、企業、地域住民と共生、ソーシャル・キャピタルを最大限活用して総予算50万円で製作しました。
第2弾地域映画『未来シャッター』では、新たな以下3つの視点を加えています。
1)マージナルな人たちが地域に関わることで主体的市民に変化する様子
ブリッジパーソンと出会い、地域資源、人・物・情報・技術に触れて生き方を変えていく。
2)現代社会が抱える具体的な地域課題
防災対策、成長戦略に盛り込まれた女性の社会への参画、外国人に対する偏見差別、労働問題、再チャレンジを認めない組織風土、商店街活性化の障壁の一つにもなっている空き家問題、日本が誇る産業の継承問題など。
3)市民が主役の未来創造プロジェクト創発
「フューチャーセッション」のシーンを描き、夢の具現化に向けた技術・得意分野を持った主体的市民が自分たちの手であるべき未来社会を創っていく。
3 映画のめざすもの
1)人の成長 市民による地域活性化映画である使命をもって、より多くのステイクホルダーに関わって頂き、市民主体の地域活性化、社会課題解決の機運を高めます。
2)具体的な中小地域間連携、観光、農業、工業、商店街連携による産業振興に寄与します。
3)映画としての技術的なクオリティを向上し国内外へのプロモショーンを図ります。
趣旨にご賛同いただける皆さまには、「人」「物」「場所」「技術」「資金面」の提供をお願い申し上げます。新たなソーシャル・キャピタルを総動員した、社会実験、映画「未来シャッター」ネットワークプロジェクトに何卒、ご支援・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
詳細は添付資料をご高覧いただき、お問合せ、お申込みください。
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tu zobacz (金曜日, 03 11月 2017 18:35)
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