これまで上映会や研修など限定的な場面でのみ鑑賞可能だった対話型映画「未来シャッター」が、日本のAmazon Prime Videoでの配信を開始しました。
従来、上映会や研修でのみの公開という形式を取っていたため、遠方の方や日常の忙しさから参加が難しい方々にとって、この作品を鑑賞するのは容易ではありませんでした。
しかし、今回のAmazon Prime Videoでの配信により、より多くの方々にこの感動をお届けすることができるようになりました。家庭のリビング、移動中の電車、お好きな場所と時間で「未来シャッター」の世界を体験していただけます。
物語は、社会になかなか適合できない青年(マージナルマン=境界線上にいる人)たちが、自らの居場所を求めて未来を創り出そうと動き出し、地域のリーダーらと関わり合いながら成長してゆくというものです。
主人公の未希(長谷川葉生)は、会社を退職し、心を閉ざした女性です。篤志(真砂豪)は、職業を転々とする青年です。アントニオ(ニノイ・キアット)は、フィリピンから日本に留学してきた青年です。
3人は、ある日、地域のリーダーたちと出会います。リーダーたちは、それぞれ商店街、銭湯、農業、信用金庫、フューチャーセッションやモノ作り現場を担当しています。
3人は、リーダーたちと交流する中で、自分たちの可能性に気づき、未来を創り出そうと動き出します。
映画は、社会の多様性やアイデンティティについて、深く問いかける作品です。また、地域のリーダーたちの活躍や、若者と地域のつながりについても描かれています。
未来シャッター公式Webサイト:http://miraishutter.weebly.com/
「NPO法人ワップフィルム」について
ワップフィルムは、映画や映像を通じて地域の活性化やまちづくりに貢献する団体です。内閣府から認証された特定非営利活動法人で、2011年に設立されました。代表者は高橋和勧で、内閣官房の地域活性化伝道師としても活躍しています。
地域活性化伝道師プロフィール「高橋和勧」: https://www.chisou.go.jp/tiiki/dendoushi/siryou/r05/171.pdf
ワップフィルムの理念は、「映画」製作を通じて、伝達・自由な表現を追及し、映像文化に寄与することです。映画制作には、一体型のものづくりという要素があり、コミュニケーションツールとしての役割があります。映画は総合芸術文化であり、その製作過程において、様々な社会的資源や資質と接触し活性化を導き出すことも明らかです。
「映画」を市民による市民のための「市民一体参加型」ものづくりのツールという考え方の下、市民による市民のための映画製作を通じて、意見交換等のコミュニケーションの場へと発展・構築していくことを視野におき新しき組織作りを勘案しました。そして、協同作業で成しえた映像作品を通し「まちづくり」の一環とし地域活動の推進(観光立国等)をアピールし、世界に発信し地域の活性化・地域ブランドの確立に寄与し、その普及・促進を図ることを目的としました。
また、企画・製作・コンサルティング・PV制作・映画コンテンツ・講演・セミナーなどの業務内容を持ち、自主上映会や映画研修なども行っています。また、キネマフュチャーセンターという多目的ホールも運営しており、映画上映やフューチャーセッションなども定期的に開催しています。
NPO法人ワップフィルム公式Webサイト:https://wupfilm.jimdofree.com/